元エジプト代表FWミド氏【写真:Getty Images】
かつてプレミアリーグで一瞬の輝きを放ったこのエジプト代表ストライカーを覚えているファンはどれだけいるだろうか。
欧州のクラブを渡り歩き、プレミアリーグではトッテナムやミドルスブラ、ウェストハムなどてプレーした元エジプト代表FWミドは、母国エジプトで指導者としてキャリアを歩んでいた。
トッテナム時代の2005/06シーズンには27試合11得点を決める活躍を見せるが、その後はスランプが続き、欧州クラブを転々とする。2012/13シーズンにバーンズリー(当時はイングランド2部、現在は3部)で現役を引退していた。
英局『BBC』によれば、ミド氏は1月4日に自身がプロキャリアをスタートさせたエジプト1部リーグのザマレクの監督に就任。
初陣から3連勝と幸先の良いスタートを切るが、就任後4試合目で引き分け、5試合目の試合に敗れたことで、現地時間9日に解任されてしまった。その間、わずか37日。3勝1分1敗という成績で、クラブを離れることになってしまった。
ザマレクは現在、首位と勝ち点7差の2位につけている。後任には、エジプト人のモハメド・サラー新監督が就任している。
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