最後はイタリア代表でキャリアを終えたいと考えるカルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
来季からバイエルン・ミュンヘンを率いるカルロ・アンチェロッティ氏が、将来のキャリアについて言及した。10日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
アンチェロッティ氏はユベントスやミラン、チェルシーなどで指揮官を務めた後、2013年にレアル・マドリーの監督に就任。初年度にしてコパ・デル・レイとチャンピオンズリーグでチームを優勝に導いている。その後、昨季までマドリーを率いていたが、主要タイトルを逃したこともありシーズン終了後に解任されていた。
現在、バイエルンはジョゼップ・グアルディオラ監督が率いているが、今季終了後にマンチェスター・シティに行くことが決定しており、その後任としてアンチェロッティ氏の就任が決まっている。来季はバイエルンの指揮官となるアンチェロッティ氏だが、キャリアの最後にはイタリア代表を率いることを目標としているようだ。
「歴史的に見れば、ロシア・ワールドカップでイタリア代表が決勝に進出し、2030年のW杯で優勝するだろう。問題は、私が2026年にイタリア代表の指揮官に就任するとすれば、10年は別のところで働かないといけないことだね」
アンチェロッティ氏としては、まずはバイエルンの指揮官に就任し、その後に別のクラブを経由しつつ最後にイタリア代表の指揮官としてW杯で戦いたいと考えているようだ。
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