本田はFKのチャンスを全て味方選手に譲ってしまった【写真:Getty Images】
ミランは現地時間7日、セリエA第24節でウディネーゼとホームで対戦し、ホームで1-1の引き分けに終わった。
日本代表FW本田圭佑はリーグ戦8試合連続の先発出場を果たしたが、ゴールはなかった。
この試合で、ミランは直接フリーキックを狙える場面を3度迎えている。いずれも本田はシュートを狙う素振りは見せていたが、全て味方選手に譲っている。
24分にはエムバエ・ニアンがシュートを狙うが、壁に当ててしまう。また、74分には本田自らがドリブル突破からファールを受けてフリーキックを得るが、この場面でもマリオ・バロテッリがキッカーを務めている。
ミランはこの直後にも良い位置でフリーキックを得るが、これもバロテッリがシュートを打っている。
本田といえば、昨シーズンのキエーヴォ戦でキッカーに名乗りを挙げていた味方選手を押しのけて完璧なフリーキックを叩き込んだシーンが印象的だ。
今シーズンの本田は周囲の選手との連携面を重視しているが、無得点が続いているだけに、もう一度あのシーンの再現を観たかったファンも多かったかもしれない。
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