CLグループ突破にも集中【写真:goal.com】
ナポリのラファエル・ベニテス監督は、1月の移籍市場で補強を行うことを示唆しながらも、具体的なポジションや選手には言及を避けている。
代表チームの試合によるリーグ戦の中断が明けて、ナポリは23日にセリエ第13節のホームでのパルマ戦に臨む。年内の残りの試合を戦い抜いた後、さらにチームを強化してスクデットを狙っていきたいとベニテス監督は考えているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が指揮官のコメントを伝えた。
「1月には何かを期待している。だが、新聞に出ているような名前の選手たちではない。我々は何カ月も前からその点に取り組んでいるが、我々が何を必要としているのか言うつもりはない」
中断前に行われたユヴェントスとの上位対決では、開始直後に失点を喫し、最終的に0-3の敗戦となった。試合への入り方に改善が必要だとベニテス監督は語る。
「選手の一人と一緒にユーヴェ戦のビデオを分析したが、開始2分でもう失点してしまった場面が目に飛び込んできた。その部分の改善に取り組んでいるところだ。トリノでは試合へのアプローチを誤ってしまった」
パルマ戦に続いて、火曜日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のボルシア・ドルトムント戦を迎える。第6節アーセナル戦も含め、決勝トーナメント進出の懸かる重要な直接対決となる。
「ドルトムントとの試合は非常に大事なものになるが、おそらくアーセナル戦はそれ以上かもしれない。非常に難しい試合になるはずだが、100%集中して戦わなければならない」