中国からのオファーがあったことを明かしたデイビッド・モイーズ氏【写真:Getty Images】
かつてエバートンやマンチェスター・ユナイテッドで監督を務めたデイビッド・モイーズ氏が、中国からオファーが届いていたことを英局『BBC』のラジオ番組で明かした。
ユナイテッドの監督を解任されたモイーズ氏は、2014年11月にリーガエスパニョーラのレアル・ソシエダの監督に就任。しかし、昨年12月に成績不振で解任されている。
この冬の移籍市場ではヨーロッパでプレーする大物選手に大金を叩いて次々と爆買いを進めている中国はモイーズ氏にも接触していたようだが、本人の心はかつて戦ったイングランドにあったようだ。
「私の心は常にプレミアリーグにある。中国へ行くというオファーもあったけどね」
モイーズ氏は、再びプレミアリーグの舞台に返り咲くことを夢見ている。
「正しい仕事に戻りたい。もし戻れるなら、ノーとは言わないだろう。これは私の血に流れているものなんだ。私はこれまで850試合で指揮を執ってきた。だから、1000試合に到達したい」
自身が率いたユナイテッドは、ルイス・ファン・ハール現監督に代わってジョゼ・モウリーニョ氏が就任するのではと噂されている。
これに対し、モイーズ氏は「ジョゼは恐らくユナイテッドで世界一の監督になるだろう。世界中にユナイテッドで働きたくない監督なんていないと思う」と語っている。
現在はフリーとなっているモイーズ氏だが、次はどのクラブを率いることになるのだろうか。
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