今季初のリーグ戦ベンチ外となった香川真司【写真:Getty Images】
ドルトムントは現地時間6日に行われたブンデスリーガ第20節でヘルタ・ベルリンと対戦し、アウェイで0-0のスコアレスドローに終わった。
この試合で日本代表MF香川真司はメンバー外となり、ベンチには入らなかった。ヨーロッパリーグ(EL)のアウェイ遠征では負担を考慮して帯同外となることはあったが、リーグ戦でベンチ外となったのは今季初だ。
第18節のボルシアMG戦では胃腸炎により90分をベンチで過ごしたが、地元紙『ルール・ナハリヒテン』は、ヘルタ戦で香川がベンチ外となった理由は「パフォーマンス上の選択」だと伝えている。
試合前、香川がベンチ外となった理由を聞かれたトーマス・トゥヘル監督は、「私は16人のフィールドプレーヤーのみを選んだ」と答えたという。
また、この試合では香川ではなくモリッツ・ライトナーがベンチ入りしているが、トゥヘル監督は「彼がチャンスを得た」と語っている(ライトナーはベンチ入りしたものの出場機会はなし)。
香川は前節のインゴルシュタット戦で先発出場を果たしたが、55分で交代となっている。その際、途中交代に不満を示すとともにパフォーマンスが万全ではないことを明かしている。
ドルトムントは9日にDFBポカール(ドイツ杯)シュツットガルト戦を挟んで13日に第21節ハノーファー戦、18日にはELのポルト戦と連戦を控えている。
過密日程で試合数も増えていくが、香川の出場機会が訪れることはあるのだろうか。
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