アメリカ・メジャーリーグサッカー（MLS）のロサンゼルス・ギャラクシーは、ミランを退団していた元オランダ代表MFナイジェル・デヨングを獲得したことを発表した。

　アヤックスのユース出身のデヨングは、トップチーム昇格後にハンブルガーSV、マンチェスター・シティを経てミランに加入。4つの異なるリーグでプレーし、オランダ代表としても81キャップ保持している。

　デヨングは、LAギャラクシーのオフィシャルサイトで「年齢を考えれば、アメリカに行くのは最善のタイミングだった。少し年はとってしまったけど、キャリアの最盛期を迎えている。移籍するならギャラクシーだと思ったよ」と、31歳のベテランMFは語った。

　ブルース・アレーナ監督も、「ナイジェルは中盤に経験をもたらしてくれる。彼のようなクオリティのある選手は、周りの選手を助けてくれる」と期待を寄せている。

　LAギャラクシーはスティーブン・ジェラードやロビー・キーンなど、プレミアリーグに馴染みの深い選手が所属しており、この冬にはローマを退団した元チェルシーのアシュリー・コールも加入している。

　デヨングは、アメリカの地でジェラードと強力な中盤コンビを結成することになりそうだ。

Bruce Arena on @NDJ_official: "Nigel's an outstanding defensive midfielder."

WATCH: https://t.co/A8d42I9pQn pic.twitter.com/j8qHSsyJRa

— LA Galaxy (@LAGalaxy) February 3, 2016

【了】