4試合ぶりの先発出場を果たしたインテルの長友佑都【写真:Getty Images】
【インテル 1-0 キエーヴォ セリエA第23節】
インテルは現地時間3日、セリエA第23節でキエーヴォとホームで対戦した。
前節、ミランとのミラノダービーで出場機会のなかった日本代表DF長友佑都は右サイドバックで先発。出場は2試合ぶり、先発は4試合ぶりとなった。
ミラノダービーで主審への抗議によって退席処分を科されたロベルト・マンチーニ監督はベンチ入り禁止となり、ジュリオ・ヌチアーリ助監督が暫定で指揮を執る。
9分、インテルにチャンス。新加入のエデルがマウロ・イカルディのパスに合わせるが相手GKアンドレア・セクリンに阻まれてしまう。13分にはマルセロ・ブロゾビッチのパスからイカルディがシュートを放つがこれもセクリンがセーブ。長友もシュートを狙うが、これは枠を大きく外れた。
長友は22分、左サイドから走り込んだジョフレー・コンドグビアのシュートのこぼれ球からシュートを狙うも、枠を捉えられない。
33分にはブロゾビッチのミドルシュートもセクリンに阻まれる。前半のインテルはキエーヴォのシュート数をゼロに抑えるたものの、放った12本のシュートはいずれも得点には結びつかなかたった。
しかし、後半開始直後にスコアが動く。セットプレーのこぼれ球をイカルディが押し込んでインテルが先制する。イカルディは今季のリーグ戦で9得点目、通算で50得点目となった。
56分には長友のクロスからイカルディがヘディングシュートを放つが、クロスバーに阻まれてしまい、アシストとはならなかった。
イカルディは66分にGKと1対1になるが、これは相手GKのセーブに合う。79分にはCKからミランダ、その直後にはジェイソン・ムリージョが続けざまにヘディングシュートを放つが、この日再三のファインセーブを見せていたセクリンにまたもセーブされてしまう。
しかし、キエーヴォの最後の反撃も寄せ付けず、最後までゴールを死守。 インテルは今季10度目となる“ウノゼロ”(1-0の勝利)でキエーヴォを完封した。第18節のエンポリ戦以来、5試合ぶりの勝利となった。次節はアウェイでヴェローナと対戦する。
【得点者】
48分 1-0 イカルディ(インテル)
【了】