リバプール移籍が叶わなかったアレックス・テイシェイラ【写真:Getty Images】
リバプールはウクライナ1部のシャフタール・ドネツクに所属するMFアレックス・テイシェイラの獲得に動いていたが、移籍期間終了までに交渉は成立しなかった。リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督がその理由について述べている。3日に英紙『エクスプレス』が報じた。
リバプールは1度目に移籍金2450万ポンド(約41億3000万円)のオファーを行ったが、それを拒否されたために、2800万ポンド(約47億2000万円)で2度目のオファーを行っている。
その後も交渉を続けていたが、当初、3700万ポンド(約62億7000万円)を要求していたシャフタールが、最終的に5300万ポンド(約92億1000万円)まで価格を吊り上げたとのこと。
これについてクロップ監督は「一般的な決断だった。我々は最後まで交渉を続けることは出来ないと述べたよ」と語り、そこまでの移籍金は支払うつもりはないとして交渉は一旦中止となったことを明かした。ただ、夏に再び獲得を試みることを示唆している。
「我々はオファーを出した。私はそれについてあまり言うことはないけれど、彼らは現実的だったと思うよ。1月であること、プレミアリーグ相手であること、他のクラブと交渉するときは自分にとってプラスになることを考えるからね」
テイシェイラは今季公式戦26試合に出場し26得点を決めている。シャフタールにとってテイシェイラはエースであり欠かせない選手だ。それだけにシーズン途中に手放すことは考えていなかったのかもしれない。
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