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本田圭佑 9年前

本田、MVP級の活躍に伊3紙から最高評価「ゴールを決めずしてダービー男」「アシストはチョコの包み」

ミランは現地時間30日、インテルとの“ミラノダービー”に3-0で快勝した。現地3紙は本田圭佑に最高評価を与えている。出場のなかったインテルの長友佑都に採点はなかった。

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

3つの伊紙が本田に最高評価

本田圭佑
現地メディアから高い評価を受けた本田圭佑【写真:Getty Images】

 ダービーから一夜開けた1日、地元紙は本田を絶賛した。採点者が意地になってあら探しをした某紙以外は全て評点7以上、しかも最高評価を付けるところが殆どだった。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 6.5
「サイドではプレーしたくないようだ。なぜなら(正しい主張だが)スピードはないし相手を抜かないからだ。しかしクロスはでき、アレックスのアシストは貴重だった。思慮深い人間だが、それゆえにアイデアを実行に移すまでに考える時間を費やしてしまい、チャンスを作る頃には遅くなってしまう」

『コリエレ・デッロ・スポルト』 7.5 (チーム最高点)
「アグレッシブかつ積極的で、しかも速かった。このような本田はあまり見たことがない。ゴールを決めずして、ダービー男になった」

『トゥットスポルト』 7
「アレックスへのアシストはチョコレートの包み。しかしこのゴールシーンはポジティブなパフォーマンスのほんの一部でしかなかった。あとは調子を持続させ、インスピレーション豊かなプレーを披露。交代の際にはスタンディングオベーションが発生。彼にとっては初の出来事だ」

『コリエレ・デッラ・セーラ』 7(チーム最高評価)
「サイドでは居心地が良くないとのことだが、しかし昨日はサイドを耕し、次々と果実を栽培していた。カバーリングも助け、交代の際にはスタジアム全てからスタンディングオベーションが送られる。関係修復か?」

『ラ・レプッブリカ』 7(チーム最高評価)
「大義に仕えるための巨大なエネルギー。プレーの精度は若干不正確ではあったが、パスを出すにも味方を助けるにも、そんなものを常に発揮した。そして1-0のゴールをアシスト」

【了】

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