インテルに完勝したミラン【写真:Getty Images】
【ミラン 3-0 インテル セリエA 第22節】
イタリア・セリエA第22節が現地時間の31日に行なわれ、ミラン対インテルの“ミラノダービー”が開催された。
ミランの日本代表FW本田圭佑は右サイドハーフで先発出場。一方、インテルの長友佑都はベンチスタートとなった。また、ミランは16歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマが史上最年少で先発出場を果たし、インテルは新加入のイタリア代表FWエデルを早速起用する。
両チームのスターティングメンバーは以下。
【ミラン:4-4-2】
GK:ドンナルンマ
DF:アバーテ、アレックス、ロマニョーリ、アントネッリ
MF:本田、クツカ、モントリーボ、ボナベントゥーラ
FW:ニアン、バッカ
【インテル:4-2-3-1】
GK:ハンダノビッチ
DF:サントン、ミランダ、ムリージョ、J・ジェズス
MF:メデル、ブロゾビッチ
MF:ペリシッチ、リャイッチ、エデル
FW:ヨベティッチ
開始早々の8分、16歳のGKドンナルンマがみせる。ブロゾビッチのミドルシュートを見事な反応で防ぐ。
その後も一進一退の攻防が続くと、35分に均衡が破れる。ショートコーナーから本田が柔らかいクロスを放つと、アレックスがヘディングで叩き込んだ。
1-0でハーフタイムを迎えると、50分にインテルにアクシデント。ドンナルンマがフィードミスを犯しエデルが詰めてエリア内で交錯するも、ここはファウルなし。この判定に抗議したロベルト・マンチーニ監督は退席処分となってしまう。
追いつきたいインテルは64分にヨベティッチに替えてイカルディを投入する。すると、直後の69分、イカルディがアレックスに倒されPKを獲得。しかし、これをイカルディは右ポストに当ててしまいゴールを決めることができない。
ピンチを脱したミランは73分に大きな追加点を決める。右サイドからニアンが鋭いクロスを放つと、バッカが絶妙な飛び出しからボレーシュートで叩き込んだ。
その後もミランの勢いは止まらない。77分にはニアンが試合を決定づけるゴールを決める。ゴール前でボナベントゥーラのパスを受けると、一度はハンダノビッチに阻まれるも、再びシュートを放ちゴールネットを揺らした。
そのまま試合は3-0で終了。ミランがインテルに完勝でミラノダービーを制した。長友は出番なく終わっている。
【得点者】
35分 1-0 アレックス(ミラン)
73分 2-0 バッカ(ミラン)
77分 3-0 ニアン(ミラン)
【了】