リオネル・メッシのユニフォームを巡って一悶着!【写真:Getty Images】
リオネル・メッシから見事ユニフォームをゲット少年だが、その後の展開が話題を呼んでいる。スペイン紙『マルカ』が報じた。
リーガ・エスパニョーラ第21節マラガ対バルセロナの終了直後、15歳のケヴィンくんはグラウンドへ侵入し、メッシに抱きついてユニフォームを要求した。当然セキュリティがすぐにケヴィンくんを捕まえたが、メッシはすぐに自身の着ていたユニフォームを脱いでプレゼントしていた。
しかしながら、セキュリティは「グラウンドに侵入して選手にユニフォームをもらいに行くことが可能」という前例を作らせてはいけないと主張。ケヴィンくんの涙ながらの嘆願も虚しく、ユニフォームを没収した。
ただし、事件はこれで終わらなかった。ケヴィンくんの友人の母親がフェイスブックでセキュリティ側の“子供の夢を奪う”行為を批判。これがシェアされ、さらにメッシ本人からの要望もあり最終的にメッシのユニフォームは再びケヴィンくんの手に戻ってきたのだ。
紆余曲折を経てケヴィンくんの元に戻ってきたユニフォームは「一生の宝物」となったに違いない。ただし、次回からはグラウンドに侵入することなくゲットする方がよいかもしれない。
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