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マインツ、クレメンス弾守りきり再開後初勝利! 武藤は先発出場も見せ場作れず

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアン・クレメンス
先制点を決めたクリスティアン・クレメンス【写真:Getty Images】

【マインツ 1-0 ボルシア・メンヒェングラッドバッハ ブンデスリーガ 第19節】

 ブンデスリーガ第19節が現地時間29日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツはボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)をホームに迎えて対戦。前半に決めたクリスティアン・クレメンスの決勝点を守りきり、マインツが1-0の勝利をおさめている。これにより、ウインターブレイク明けのリーグ再開後初白星となった。

 マインツは前節ベンチスタートだったFW武藤をワントップで先発起用し、ドルトムントへの移籍が噂されていたトルコ代表MFユヌス・マッリをトップ下に起用。黒星を喫したインゴルシュタット戦から若干メンバーを変えた。

 試合開始直後はお互いに膠着した状態が続いたが、21分にマインツが先にチャンスを作る。ハイロ・サンペリオが自陣でボールを奪うと、そのまま相手陣内までドリブルを仕掛け、最後は中央にいたクレメンスがゴールを決めて先制に成功した。

 反対に35分には相手のカウンターからピンチを迎えるもGKロリス・カリウスがシュートを防ぎ失点を免れる。続けて38分にも危険なシーンを迎えたがなんとかコーナーに逃れ、1点リードしたまま前半を折り返した。

 前半終了間際に攻め込まれたマインツだが、後半立ち上がりは再び膠着した状態が続く。マインツは67分に武藤を下げてジョン・コルドバを投入。攻撃の活性化を図りに出るが、反対に72分にピンチが訪れる。それでもGKカリウスがファインセーブを見せゴールを許さない。そのまま1点リードを守り切ったマインツが1-0で勝利している。

 マインツはボルシアMG戦での勝利により、12月5日にハンブルガーSVに勝利して以降リーグ戦4試合ぶりの勝利となった。次節、マインツは2月6日に酒井宏樹が所属するハノーファーのホームに乗り込んで対戦する。

【得点者】
21分 1-0 クレメンス(マインツ)

【了】

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