アルゼンチン代表の司令塔エベル・バネガ【写真:Getty Images】
インテルは華麗な復活遂げたアルゼンチン代表の司令塔を確保したようだ。28日、イタリア『ジャンルカ・ディマルツィオ』が報じている。
現在セビージャでプレーするエベル・バネガは来夏のインテル移籍で合意に達したようだ。同選手とクラブの契約は2016年6月で満了する。しかし、エリック・トヒル会長は冬の移籍市場でバネガを獲得することを諦めていないようで、ロベルト・マンチーニ監督へプレゼントできるよう試みているとのこと。
バネガはボカ・ジュニオルスの下部組織で育ち、2008年にバレンシアに移籍した。その後、一度アルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズに期限付き移籍で加入。不調に陥っていたが、2014年にセビージャに移籍して以来、華麗な復活を遂げている。
セビージャは4-2-3-1のトップ下として多くプレーしており、昨季はヨーロッパリーグ優勝にも貢献した。スクデット(セリエA優勝)争いに踏みとどまりたいインテルにとっては、この冬の移籍市場でなんとか取引をまとめたいところだ。
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