チェルシー加入が目前となっているアレシャンドレ・パト【写真:Getty Images】
かつてミランでプレーした元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがロンドンに到着した。チェルシーへの加入が迫っているようだ。英紙『デイリー・エクスプレス』などが複数の英国メディアが伝えている。
昨年までコリンチャンスからサンパウロに期限付き移籍していたパトには中国なども含めて複数のクラブが興味を示していたが、最終的にチェルシーが新天地となる。
現地時間27日にロンドンのヒースロー空港に到着したパトはすでにメディカルチェックを済ませており、あとは正式発表を待つのみだという。
同紙によれば、週給3万ポンド(約504万円)による今季限りの期限付き移籍で、1200万ポンド(約20億1600万円)で完全移籍で獲得できるオプション付きとなる見込みとなっている。
新天地加入が決定的となっているパトは、ヒースロー空港で「とてもハッピーだよ! ここでプレーするのは夢だったんだ。チェルシーは僕の新たなホームだ」と喜びを語っている。
チェルシーは、ジエゴ・コスタが直近で出場したリーグ戦5試合で5得点と好調を維持しているものの、ラダメル・ファルカオは長引く負傷から復帰の目途が立っておらず、ロイク・レミーは戦力として十分な評価を受けていない。
パト加入により、レミーが押し出される形でチェルシーを去ることになりそうだ。スウォンジー、クリスタル・パレスや古巣ニューカッスルが候補として名前が挙がっている。
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