U-23ドイツ代表
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
開催国ブラジルと並び、ドイツは優勝候補筆頭とみていいだろう。リバプールのエムレ・ジャン、シャルケのマックス・マイヤーとヨハネス・ガイス、ドルトムントのマティアス・ギンターなどビッグクラブの主力選手が当たり前のように名を連ねている。
さらに、GKは豪華絢爛そのもの。昨季バルセロナでチャンピオンズリーグ優勝を経験したマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ケルンのティモ・ホルン、レバークーゼンのベルント・レノなど、他国のA代表も羨望の眼差しを送る程の顔ぶれだ。
しかし、意外なことに五輪出場辞退も88年ソウル大会以来18年ぶりと久しぶりの出場だ。リオ五輪予選も兼ねたU-21欧州選手権では準決勝ではポルトガルに0-5で大敗(準決勝進出の4チームがリオ五輪出場)するなど勝負弱さも目立つ。
ドイツはA代表が6月にEUROを控えており、五輪世代からも多くの選手が招集されることが予想される。その場合、8月のリオ五輪では何人かの主力選手を欠く恐れもある。
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