マドリードダービーの日程が現地で波紋を呼んでいる【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第26節レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの“マドリードダービー”の日程が波紋を呼んでいる。26日付け『マルカ』が報じた。
マドリーのホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウで行われる試合は現地時間2月27日の16:00に決定されたが、アトレティコは現地時間2月24日20:45にアウェイでチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16、PSVアイントホーフェン戦を戦う。
リーグ優勝をバルセロナと争うアトレティコには、ダービーまで与えられた時間がCLで死力を尽くした後、48時間しかないことになる。
マドリーはCLのローマ戦を現地時間2月17日に戦うため、ミッドウィークに公式戦が組み込まれることはなく、現地時間2月21日に行われる第25節マラガ戦からダービーまでほぼ1週間の時間が与えられることになり、現地では波紋が沸き起こっている。
カレンダーの変更についてスペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長は「試合時間の変更については完全にないと言える。土曜の16:00は“プレミアム”なテレビ番組枠だ」とし、「バルセロナやバレンシアにも同じような状況があった。スポーツ面での各クラブへの利益とリーグ全体での経済的利益のバランスを見つけなければならない」と変更がないことを断言した。
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