所属先が決まったエマニュエル・アデバヨール【写真:Getty Images】
昨年夏にトッテナムと契約を解除し、約半年の間フリーの状態が続いていた31歳のトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールの所属先が決まった。クリスタル・パレスが26日に同選手の獲得を発表している。
アデバヨールは2006年から2009年までアーセナルに在籍した経験があり、2007年にはリーグ戦36試合出場でプレミア2位タイの24得点を決める活躍を見せた。
その後、マンチェスター・シティやレアル・マドリーを経由した後、2011年にトッテナムにレンタル移籍。2012年には完全移籍で加入し、昨季は公式戦17試合出場で2得点を決めている。
出場機会を求めて、9月にトッテナムとの契約を解除。昨年夏の移籍市場でアストン・ヴィラやウェスト・ハムからオファーがあったものの移籍を拒否したため、無所属のままの状態が今日まで続いていた。
獲得を発表したC・パレスはプレミアリーグ第23節が終了した時点で11位につけている。総得点数が24得点と少ないため、課題の得点力アップに向けてアデバヨールの獲得を決めたようだ。かつての輝きを取り戻し、チームの期待に応えたいところである。
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