ドルトムントのピエール=エメリック・オーバメヤン【写真:Getty Images】
昨年夏に続いてこの冬も移籍市場の人気銘柄となっているドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリック・オーバメヤンは、フランスに復帰する可能性があったようだ。仏ラジオ『カナル+』で明かした。
ミランの下部組織出身のオーバメヤンは、ディジョン、リール、モナコといったフランスのクラブへの期限付き移籍を経て、2010/11シーズンからサンテティエンヌでプレーしている。
オーバメヤンは過去にフランス最大勢力であるパリ・サンジェルマン(PSG)移籍の可能性があったと語っている。
「PSGに移籍? 去年はその可能性もあったかもしれないけど、今日僕はここ(ドルトムント)にいるね。僕はフランスに戻りたくないんだ」
しかし、サンテティエンヌには強い思い入れがあるようだ。それまでフランスで大きなインパクトを残せていなかったオーバメヤンだが、サンテティエンヌ加入後は2シーズンでリーグ35得点とブレーク。ドルトムント移籍を果たすまでに至った。
「僕はいまだにリーグ1をチェックしているし、サンテティエンヌのファンでもある。ドルトムントの一員として、ヨーロッパリーグ(EL)で戻ることができたら最高だね。僕がどう成長したのかを彼らに示したい」
来月から再開するELでは、ドルトムントとサンテティエンヌはともに決勝トーナメント1回戦まで勝ち進んでいる。オーバメヤンの古巣凱旋となるだろうか。
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