アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルは、24日に行われたチェルシーとのロンドンダービーにホームで0-1の敗戦を喫した。
レスターが前日に勝利していたことで暫定首位に立っており、12年ぶりのリーグ優勝を狙うアーセナルは宿敵相手に負けられない試合だったが、前半18分にDFペア・メルテザッカーが一発退場となると、その直後にジエゴ・コスタに決勝点を奪われてしまった。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、D・コスタのプレーに納得が納得がいっていないようだ。英紙『デイリー・エクスプレス』がヴェンゲル監督のコメントを伝えている。
D・コスタは、ホームでのアーセナル戦でもDFガブリエルとの揉め事を発端に退場に追いやっている。2試合連続で退場に追い込まれたことに、「彼は今季、2人の選手を退場に追い込んでいる。彼を責めるつもりはないが、これは事実だ。これはストライカーの駆け引きの一部だが、コスタは非常にうまくやった」と語っている。
また、ヴェンゲル監督はレッドカードという判定に異議を唱えるとともに、退場となる直前にウィリアンのパスを受けたD・コスタはオフサイドだったとも感じているようだ。
「レッドカードは早く提示され、手厳しかった。でも、もう一度見直さなければならない。私には、コスタがオフサイドだったかどうか、そしてメルテザッカーが彼と接触していたかどうかは分からない」
退場者をアーセナルだったが、チェルシーのさほど強くないプレッシャーを最後まで破ることができず、シーズンダブルを許してしまった。優勝を目指していただけに、大きな痛手となる敗戦だった。
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