退場誘発&決勝ゴールの大暴れを見せたジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
【アーセナル 0-1 チェルシー プレミア第23節】
アーセナルは現地時間24日、プレミアリーグ第23節でチェルシーとのロンドンダービーに臨んだ。
前日にレスター・シティが勝利して暫定首位に立ったため、アーセナルは是が非でも勝利が欲しい一戦でもある。
しかし、19分にアーセナルにハプニングが発生する。DFラインの裏に抜け出したジエゴ・コスタにペア・メルテザッカーがタックルを見舞い、レッドカードが提示される。
メルテザッカーは一発退場となり、70分以上を10人で戦うことを強いられることになったアーセナルはその直後に守備の綻びを見せる。右サイドのブラニスラフ・イバノビッチのクロスをD・コスタが押し込んでアウェイのチェルシーが先制する。
反撃に出るアーセナルだが、シュート精度を欠いてなかなか決定機を生み出すことが出来ない。前半はチェルシーの1点リードで終える。
アーセナルはアレクシス・サンチェスを投入するが、さほどプレッシャーの強くないチェルシー守備陣を破ることができない。
チェルシーは大暴れのD・コスタが負傷でピッチを退くも、戦線を離脱していたエデン・アザールが復帰を果たす。
ゴールに迫るアーセナルだが、ティボー・クルトワの守るゴールを最後まで割ることができず。後半アディショナルタイムには古巣対戦のペトル・チェフもCKの流れからゴール前に上がるが、これも虚しくホームで0-1の敗戦を喫した。
アーセナルは直近のリーグ9試合で3分6敗と再び苦手意識を露呈してしまった。首位レスターとの勝ち点差を詰めることができず、3位に転落した。
一方のチェルシーはフース・ヒディンク監督が就任して3勝4分と無敗を維持するなど、前半戦の不調から徐々に抜け出しつつある。
【得点者】
23分 0-1 D・コスタ(チェルシー)
【了】