古巣アストラに復帰した瀬戸貴幸【写真:Getty Images】
ルーマニア1部リーグのアストラは、トルコのオスマンリスポルからMF瀬戸貴幸を今季限りの期限付き移籍で獲得したことを発表した。
愛知県出身の瀬戸は熱田高を卒業後、2007/08シーズンに当時ルーマニア3部だったアストラにテストを経て加入。その後もアストラの主力としてプレーをし続け、クラブの象徴的な選手にまで成長を遂げた。
2013/14シーズンには、アストラでクラブ初となる主要タイトルであるリーグ杯優勝も経験している。
今季からトルコのスーペル・リグに昇格したオスマンリスポルに移籍した瀬戸だが、第19節までで7試合出場、うち先発は2試合と出場機会に苦しんでいた。
アストラは古巣に復帰した瀬戸に対し、「お帰り、“サムライ”セト!」と歓迎のメッセージを送っている。
そのアストラは第23節時点でリーグ戦首位に立っており、クラブ史上初のリーグ優勝に近づいている。心のクラブに復帰した瀬戸は、悲願のタイトル獲得に貢献できるだろうか。
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