MLS挑戦の意気込みを語る工藤壮人【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップス加入したFW工藤壮人が、意気込みを語った。現地時間の22日にインタビューに答えている。
工藤はMLS挑戦を決断した心境を聞かれると「僕自身もっと上のレベルでプレーしたい。もっと成長したいです」と、さらに上を目指すことを強調した。自身のプレースタイルについては「攻守に貢献し、ゴールを決める」と得点にこだわる姿勢をみせた。
バンクーバーにとって、得点力不足は大きな課題の一つである。それでも工藤は「プレッシャーは全くない。(課題であることは)知っている。解決するために来ました」と力強く答えた。
工藤にとっては初めての海外挑戦となるが、バンクーバーは英語だけでなくスペイン語を話す選手も多い。現在は英語を勉強中である同選手だが、「(言語が話せないことでの)苦労はない。チームメイトは明るく、よい雰囲気で練習できている」と語った。今後については「まず英語を勉強し、慣れてきたらスペイン語にもチャレンジしたい」と明かしている。
MLSは工藤だけではなく、遠藤翼もトロントへのドラフト1巡目指名が決まった。アメリカに挑戦する日本人選手たちの活躍に期待が集まりそうだ。
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