アヤックスのアンワル・エル・ガジ【写真:Getty Images】
ミランは、アヤックスのオランダ代表FWアンワル・エル・ガジの獲得に乗り出していたが、どうやらこの計画は失敗に終わったようだ。
アヤックスのスポーツディレクターを務めるマルク・オーフェルマンス氏が、オランダ紙『テレグラフ』のインタビューで明かしている。
オーフェルマンス氏は、「彼は売りに出されてなどいない」と否定。ミランからのオファーを却下したとしている。
同紙によれば、アヤックスはエル・ガジの売却に1500万ユーロ(約19億500万円)を要求していたが、ミランは800万ユーロ(約10億1600万円)以上は出さないとして決裂となった。
ミランはブラジル代表FWルイス・アドリアーノの江蘇蘇寧移籍が土壇場で破談となり、モナコが期限付き移籍で加入していたイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィの完全移籍での買い取りを断念していたため、当初予定していた2900万ユーロ(約36億8300万円)の資金が確保できなくなっている。
20歳の若きウインガーはオランダ・エールディヴィジで14試合に出場して8得点を記録。昨年10月にはA代表デビューを果たすなど、有望株として注目を集めている。
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