ビクトール・バルデスとルイス・ファン・ハール監督【写真:Getty Images】
ルイス・ファン・ハール監督から戦力外通告を受けているマンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表GKビクトール・バルデスに、救いの手が差し伸べられることになるかもしれない。
英紙『インデペンデント』によれば、ベルギーのスタンダール・リエージュが今季終了までの期限付き移籍でバルデスの獲得に乗り出していると伝えている。
昨季まで日本代表GK川島永嗣が所属していたことで知られているスタンダールだが、正GKのヨハン・テュラムが負傷離脱しており、GK陣に不安を抱えている。そのため、経験豊富なバルデスをチームに加えようと考えているようだ。
バルデスは、昨季ファン・ハール監督からリザーブチームでのプレーを指示されたものの、これを拒否したため関係が悪化。トップチームでの練習を禁じられ、背番号も与えられていない。
バルデスにはニューカッスルも興味を示していたが、同じプレミアリーグのクラブに移籍することをファン・ハール監督から禁止されていたため、移籍は国外クラブのみに限られていた。
ユナイテッドとバルデスの契約は今季限りのため、シーズンが終われば完全に開放されることになる。
ファン・ハールから退けられ続けたバルデスだが、果たしてユナイテッド脱出となるだろうか。
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