ドルトムント移籍が噂されるユヌス・マッリ【写真:Getty Images】
マインツを率いるマーティン・シュミット監督が、ドルトムントからの興味が寄せられる23歳のトルコ代表MFユヌス・マッリについて言及した。19日に独紙『キッカー』が報じている。
マッリは2011年からマインツに在籍しており、今季は公式戦19試合に出場し8得点を記録。昨年夏に加入した日本代表FW武藤嘉紀とのコンビネーションが良く、シュミット監督から”M&M’s”と言うコンビ名を命名されている。そして、今年に入りドルトムントからの関心が寄せられるようになった。
だが、シュミット監督は「彼は我々の選手であり、一所懸命に練習に励んでいる。ユヌスはインゴルシュタット戦に出場するよ。インターネットでは様々な情報が流れている。ユヌスも武藤や他の選手と同じさ。だがら、私は過剰に考えないようにしている」と語り、移籍情報に動揺していないことを明かした。
一方で「イングランドでは今後さらなる動きを見せるはずだ。大きなクラブが動けば、小さなクラブにも影響が及ぶ。1月最後の2、3日あたりに大きな衝撃があるかもしれないね」とコメントし、今月末に大きな動きがある可能性を示唆した。
マインツではマッリだけでなく、武藤にも移籍の噂が浮上している。マンチェスター・ユナイテッドが移籍金1000万ポンド(約18億円)を準備しているとも伝えられていた。果たして、今月中にドルトムントやマインツで、大きな動きはあるのだろうか。
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