チェルシーのパピ・ジロボジ(写真はナント時代)【写真:Getty Images】
チェルシーのセネガル代表DFパピ・ジロボジは、ドイツのブレーメンに武者修行に出ることになりそうだ。英紙『ガーディアン』が伝えている。
今季、チェルシーはセンターバックを補強すべくエバートンのジョン・ストーンズやパリ・サンジェルマンのマルキーニョスらの獲得に動いていたが、いずれも失敗。そこで緊急補強したのがフランス・リーグ1のナントでプレーしていたジロボジだった。
しかし、今季のリーグ戦での出場はなく、チェルシー加入後に出場したのはキャピタルワン・カップで対戦した3部のウォルソール戦のみ。それも、後半アディショナルタイムに出場し、1分間プレーしただけである。
193cmと大型なセンターバックだが、どういう経緯で獲得に至ったかなど謎に包まれたところが多く、今夏の移籍市場で起きた“ミステリー”のひとつでもある。
そんなジロボジに対し、ブレーメンが期限付き移籍での獲得に興味を示しているようだ。トーマス・アイチンCEOも、「現在交渉中である」と明かしている。
チェルシー前監督のジョゼ・モウリーニョ氏は「然るべき時にジロボジは起用する」と明言していたが、当の本人は解任。フース・ヒディンク監督になっても状況は変わっていない。
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