コッパ・イタリア準決勝に進出したインテル【写真:Getty Images】
【ナポリ 0-2 インテル コッパ・イタリア 準々決勝】
コッパ・イタリア準々決勝が現地時間の19日に行なわれ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはアウェイでナポリと対戦した。
セリエA・アタランタ戦で出番がなかった長友は右サイドバックで先発出場。一方、ナポリはゴンサロ・イグアイン、ロレンツォ・インシーニェ、マレク・ハムシク、ジョルジーニョら多数主力を温存して挑む。
試合はホームのナポリが主導権を握る展開に。インテルの両サイドバックの裏のスペースを幾度となく攻めこむも、GKサミール・ハンダノビッチが驚異的なセーブを連発して失点を防ぐ。
スコアレスでハーフタイムを迎えると、ナポリは後半にハムシク、ジョルジーニョ、イグアインを投入し攻勢をかける。
しかし、先制点を決めたのはインテルだった。74分、FWステバン・ヨベティッチがバイタルエリアでボールを受けると、迷わず右足を振りぬく。ボールは美しい弧を描きゴール右上隅に吸い込まれた。
終盤にはナポリのFWドリース・メルテンスがシミュレーションで2枚目のイエローカード。ナポリが10人となってしまう。
すると、終了間際にFWアデム・リャイッチが追加点を奪い、インテルが2-0で勝利を収めた。インテルは準決勝でラツィオ対ユベントスの勝者と対戦する。
【得点者】
74分 0-1 ヨベティッチ(インテル)
90分 0-2 リャイッチ(インテル)
【了】