FIFAのゼップ・ブラッター会長【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長は、8年間の活動停止処分を受けているにもかからず、現在も給与を受け取っているようだ。独紙『フランクフルター・アルゲマイネ』が報じている。
FIFAは一連の汚職事件を受け、ブラッター会長および欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長に8年間の活動停止処分を科している。
しかし、FIFA倫理委員会は「ブラッター氏は会長選のある今年2月26日までは会長であり、給与を受け取る契約にある」と説明している。
ブラッター会長は過去に自身の給与について「年俸100万ドル(約1億1700万円)よりもう少し高い」と明かしている。
新会長選にはブラッター現会長とプラティニ会長も立候補していたが、今回の処分により選挙戦から外れることになる。
【了】