大型補強を狙うレアル・マドリー【写真:Getty Images】
未成年選手移籍に関する規約に違反したことによりFIFAから補強禁止処分が下されたレアル・マドリー。補強が可能なこの冬の移籍マーケットに”駆け込み補強”を行うと、16日イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
マドリーに課せられたのは、2016年夏の移籍マーケット、2017年冬の移籍マーケットでの選手登録の禁止である。
クラブはFIFAのこの決定について上告するとしており、長引けば2016年夏の移籍マーケットでは補強禁止が適用されない可能性もある。しかし、訴えが退けられれば2017-2018シーズンまで新戦力を追加できないことになる。
同紙によると、マドリーはこの冬の移籍マーケットで3億ユーロ(約383億円)を使う用意があるとし、バイエルン・ミュンヘンのMFマリオ・ゲッツェ、DFダビド・アラバ、パリ・サンジェルマンのFWエディンソン・カバーニの獲得に動くとしている。また、その他にもユベントスのポール・ポグバとパウロ・ディバラも噂が挙がっている。
果たして、マドリーの駆け込み補強は成功するのだろうか。
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