ファンと観戦を楽しんだマイケル・キャリック(左)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリックとフィル・ジョーンズ、マルコス・ロホが意外な場所に現れたとして話題を呼んでいる。
テレビ中継の映像にも抜かれていたが、3人が現れたのは宿敵の本拠地アンフィールドだった。17日にユナイテッドはリバプールとのアウェイゲームを戦ったが、ベンチ外のキャリックら3選手はなんとアウェイ側ゴール裏スタンドで一般のサポーターに混じって観戦していた。
太ももの負傷で離脱中のキャリックと、同じく膝を痛めているP・ジョーンズは遠征メンバーに含まれていなかった。マルコス・ロホも肩を脱臼して以降復帰できていない。
キャリックは試合前に自身のツイッターで「みんながんばれ…! 僕もプレーしたいけど、これが次にベストだ」とダービーマッチを応援する姿を公開。さらに試合後には「ゴールが決まった時は3列前に投げ出されたよ」とつぶやいており、ファンとの交流を楽しんだ様子だ。
マルコス・ロホも試合後にインスタグラムで「重要な勝利だ。素晴らしい試合だったし、いい経験になった」と風変わりな”アウェイ遠征”を振り返る。P・ジョーンズもツイッターで「僕らのファンは最高だ! 活気に満ちていた!」とスタンドの興奮を動画と共に投稿している。
なお、スタンドではキャリックの弟グリーム氏も一緒に観戦していた。普段ピッチに立っている選手がいきなりアウェイのスタンドに現れたとなれば、ファンたちも応援に一層力が入ったに違いない。
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