この冬にリバプールに加入したDFスティーブン・コーカー【写真:Getty Images】
リバプールは現地時間17日、プレミアリーグ第節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
イングランド伝統の“ナショナルダービー”となった一戦だが、78分にウェイン・ルーニーが挙げた決勝点でアウェイのユナイテッドが1-0で勝利している。
この直後に投入されたリバプールDFスティーブン・コーカーの起用方法が話題となっている。
先制点を奪われた直後、ユルゲン・クロップ監督はこの冬に獲得した新加入のコーカーを投入。本職はセンターバックだが、191cmの長身を活かすべく最前線に配置し、パワープレーを試みた。
コーカーのFW起用はユナイテッド戦だけではない。前節のアーセナル戦でも、2-3のまま1点を追う状況が続いたクロップ監督はコーカーを最前線に配置し、パワープレーを実行。見事に同点に追い付いている。
コーカーが得点に絡むことはなかったが、3-3に追い付いた直後は本来のセンターバックに移し、守備の役割を与えている。
守備陣の負傷者続出で緊急補強したコーカーだったが、本職のポジションで本領を発揮する日はいつになるのだろうか。
【了】