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新体制の鳥栖、注目の布陣は4バック。指揮官は「まずは選手の特性を知る」

text by 編集部 photo by フットボールチャンネル編集部

新体制の鳥栖、注目の布陣は4バック。指揮官は「まずは選手の特性を知る」
新体制を発表したサガン鳥栖【写真:フットボールチャンネル編集部】

 明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖は16日、新体制発表会見を開催した。新監督であるマッシモ・フィッカデンティ監督が自身の戦術コンセプトについて語っている。

 注目の布陣については「今は選手を知ることに集中したい」と述べるに留まった。それでも、「ディフェンスは4枚だ(4バック)」と明かしている。

「昨季の鳥栖は守備陣が4枚(4バック)だったり5枚(3バック)だったりと変わり、ディフェンスについて苦労していた印象だ。しかし、私は去年のチームを基にと言うよりは自分自身のチームを作り上げる」

 フィッカデンティ監督は「私のチーム作りの根幹は4枚のディフェンス」と4バックへのこだわりを強調した。「まずは4枚での守備を仕上げる。そして、コンパクトに戦える、一つのチームとして全てが連動する集団を作り上げたい」と語った。

 一方で、攻撃面に関しては「中盤以降は選手たちのキャラクターに合わせて構成する」とし、選手の特性を知ることを重要視していることを示した。

 FC東京時代を振り返り「東京でも戦えるチームを作り上げることができた」としたものの、「歴史を残すような結果をもたらすことはできなかった。ここでは結果にこだわりたい」と意気込みを語っている。

 フィッカデンティ監督にとって、日本での第二の挑戦となる鳥栖就任。指揮官は鳥栖にタイトルをもたらすことはできるのだろうか。

【了】

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