英紙がマインツ所属の武藤嘉紀を紹介【写真:Getty Images】
マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀がマンチェスター・ユナイテッドの獲得候補にリストアップされた。これを受けて、14日に英紙『デイリー・ミラー』が武藤を紹介する記事を掲載している。
同紙では、武藤の強みを「疲れを知らないエネルギーは、ブンデスリーガの中でも日本人を象徴とする特性だ。香川や清武もその理由に挙げられる。しかし、武藤は技術的な能力と規律と仕事をこなす能力を兼ね備えている。このストライカーは、フィニッシャーかつ俊敏だ。素早くカウンターに繋げることは、ブンデスリーガの基本的な戦術の一つでもある」と記し、武藤の長所を称賛した。
一方で、弱みについては「身長は約180cmあるものの、武藤の体格は弱点のままだ。23歳の彼は空中でのプレーをドイツであまり課題としないが、それはマインツのスタイルを考えた場合だ。彼がイングランドに来ることがあれば、より強固な守備陣に対応するまで、時間が必要となるだろう」とし、プレミアリーグでは空中戦で苦労するかもしれないと記している。
武藤は昨年チェルシーからオファーがあったものの、マインツ移籍を決めた。そして今季は公式戦18試合に出場し7得点4アシストを記録している。冬の移籍市場で移籍する可能性は低いものの、イングランドでは話題の的となっているようだ。
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