ルイス・アドリアーノ【写真:Getty Images】
今季からミランに所属するブラジル代表FWルイス・アドリアーノは、中国超級リーグ(1部)の江蘇蘇寧足球倶楽部移籍が濃厚となった。伊『カルチョメルカート.com』が報じた。
シャフタール・ドネツクから鳴り物入りでミランに加入し9番を与えられたものの、開幕から半年で公式戦5ゴールのみと期待を裏切っていた。最近はカルロス・バッカやエムバイェ・ニアンの後塵を拝してベンチを暖める機会も増えている。
そこで江蘇蘇寧が引き抜きに動き、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場を見据えた目玉補強として移籍金1400万ユーロ(約18億円)を投じて獲得する。選手本人はすでにチームメイトへの別れの挨拶を済ませており、公式発表は間も無くとみられる。
今年のACLではFC東京がプレーオフを勝ち抜いて本大会出場権を掴み取れば、江蘇蘇寧と同じグループに入る。外国人選手が充実している同クラブにはブラジル出身のクロアチア代表MFサミールや、元浦和レッズのエスクデロ競飛王、さらには現役アイスランド代表のヴィザル・シャルタンソンとセルヴィ・オッテセンが在籍している。
実力者揃いのチームにルイス・アドリアーノが加われば”鬼に金棒”だ。アジアの舞台でも南米とヨーロッパのトップレベルを知る強力攻撃陣が脅威になりそうだ。
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