ジョゼップ・グァルディオラ監督【写真:Getty Images】
先月バイエルン・ミュンヘン退団を発表し、来季以降のイングランド行きを明かしたジョゼップ・グアルディオラ監督が批判を浴びた。英『スカイ・スポーツ』が報じた。
すでにマヌエル・ペジェグリーニ監督からマンチェスター・シティの指揮官を引き継ぐことが濃厚とされる一方、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、アーセナルを率いるのではないかとの憶測も存在する。
これを受けた元イングランド代表のアラン・シアラー氏はグアルディオラ監督の発言が「エチケットを欠いている」として非難した。来季のプレミアリーグ参戦を明言することで、多くのチームの監督が職を失う可能性に怯えると指摘している。
そういった声を耳にしたグアルディオラ監督は自身の発言を謝罪している。
「選手としても監督としても、普段から仲間たちを本当に尊敬している。だからこそ申し訳ないと思っている。こうなることは私の意図したところではなかった」
そして今後の見通しについて「新しいクラブについてはしっかり契約を結んでから話すつもりでいる。選手たちとは差し迫ったイングランド行きについて話していない。我々の話題はフットボールのことだけだ。話していようといまいと彼らはすでに知っている」と述べ、自らの去就がピッチ内のプレーに影響しないことを強調した。
批判に対する柔軟な姿勢を見せたグアルディオラ監督。ドーハでのキャンプ中も普段と変わらない熱のこもった指導で選手と接する姿が見られ、今季限りで退団が決まっていることのチームへの影響は全くなさそうだ。
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