マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任して2年目となるルイス・ファン・ハール監督だが、自ら率いるチームの出来に納得していないようだ。英局『BBC』など複数のメディアが伝えている。
今季のユナイテッドは2015年のラスト8試合を未勝利で終え、20節時点で24ゴールと得点力不足に悩まされている。現在は5位につけているが、ファン・ハール監督の解任論もささやかれるなど、ユナイテッドは良い時期を送れていない。
ファン・ハール監督自身も、そんなチームに苛立ちを覚えているようだ。
「楽しんだ試合はあった。そして、とても退屈、あるいは怒りたくなる試合もあった。相手のディフェンスを崩せていないからだ。だが、それもフットボールである」
ユナイテッドは現地時間9日に行われたFA杯で3部のシェフィールド・ユナイテッドと対戦したが、後半アディショナルタイムにウェイン・ルーニーが決めたPKによって辛うじて勝利。3部相手に大苦戦していた。
一時はアシスタントコーチのライアン・ギグス氏が試合中に選手達に対して指示を出すなど“現場放棄”も話題になったファン・ハール監督。思うような結果を出せず、解任報道も加速してしまったことで、うんざりしてしまったのだろうか…。
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