アシストの本田を伊紙は評価
ミランの本田圭佑がユライ・クツカのゴールをアシストした9日のローマ戦から一夜明けた10日、地元紙は本田に対し及第点の評価を与えた。チーム全体同様、序盤の低調ぶりを厳しく見られたため“手のひら返し”とまでは行っていないようだが、アシストの貴重な貢献とクロスの美しさは確かに評価されていた。
以下は各紙の評価及び評点。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 6
「おそらく昨日のミランの二面性を最もよく反映していた選手であっただろう。最初の20分間は見ていられなかったが、その後はより積極的になった。クツカのゴールは彼のアシストだった」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 6
「ジェルビーニョやサディグがミランのペナルティエリア目掛けて離陸した時には、サイドで酷く苦しんだ。ただ彼も後半には姿を変え、クツカのゴールをアシストする貴重な活躍を見せる」
『トゥットスポルト』 6
「クツカの頭に合わせたクロスは、チケットを買って観る価値のあるものだった。前半はどこかに逃げ隠れていたが」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 6
「クツカヘのクロスを見事に成功させ、消えていた前半の借りを返した」
『ラ・レプッブリカ』 6.5
「アシストを決めるまでは、より良いポジションにいる選手にパスを預けるプレーに徹していた。勤勉であり、彼なりのやり方で決定的でもあった」
【了】