メディアに対して暴言を吐いたD・アウベス【写真:Getty Images】
バルセロナのジョセップ・マリーア・バルトメウ会長が、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスが好ましくない言葉を使ったとして不満を示した。10日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
6日に行われたコパ・デル・レイ5回戦のエスパニョール戦では、バルセロナが4-1の勝利をおさめた。しかし、イエローカードが多発しレッドカードによってエスパニョールの選手が2人退場するなど荒れた試合となった。
D・アウベスは、荒れた試合となったエスパニョール戦の不満をメディアにぶつけ、現地時間8日に自身のインスタグラムのアカウントに”メディアは全く何も生み出さない「ゴミ」”と評すなど、コメント内に罵倒する単語を使い写真を投稿している。
これに関してクラブ側は、D・アウベスの発言について認めも同意もしないとする公式声明を発表したが、D・アウベスのインスタグラムのコメントは、罵倒する単語の一部を伏せただけでそのままとなっている。
D・アウベスは自らのコメントに全く後悔しておらずリーグ戦第19節グラナダ戦後のインタビューでも再びメディアの姿勢について非難していた。
バルトメウ会長は選手たちの意見を尊重する姿勢を示しており「SNSは以前から存在しており、選手たちは自由に意見を発することができ、我々はそれを最大限に尊重する」としている。しかし、D・アウベスの意見は尊重するとしながらも「2つほど好ましいと思わない単語が使われている」と語った。
ベルトメウ会長は「好きなことを発言するのは構わないが時々使わなくてもいい単語を使い、”余計な注目”を浴びることがある」と、D・アウベスに対して警告している。
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