名古屋グランパスを退団したレアンドロ・ドミンゲス【写真:Getty Images】
昨年までJ1の名古屋グランパスでプレーしたMFレアンドロ・ドミンゲスは、母国ブラジルのヴィトーリア加入に近づいているようだ。ブラジル『バイーア・ノア』が伝えている。
L・ドミンゲスは2010年に当時J2だった柏レイソルに加入。32試合で13得点を記録してJ1昇格に貢献すると、昇格初年度でJ1優勝という偉業の立役者となり、自身もリーグMVPを受賞した。
名古屋には2014年6月に加入するも、昨年は度重なる負傷に悩まされてリーグ戦わずか3試合の出場にとどまっていた。名古屋との契約は昨年末で満了となり、退団していた。
同メディアによれば、L・ドミンゲスは母国ヴィトーリアでメディカルチェックを受ける予定となっているが、まだ正式に加入には至っていないという。Jリーグ時代の負傷歴がネックとなっているようだ。
L・ドミンゲスは、「コンディションは良く、プレーするのにフィットしている。何の問題もないよ」と負傷の影響はないと強調している。
ヴィトーリアのマヌエル・マトス副会長は、「彼は昨年けがをしており、手術を受けている。最後の2シーズンは好調ではなかったし、判断する必要がある」と、L・ドミンゲス加入に慎重になっている。
32歳の元JリーグMVPは、母国でプレーを続けることができるのだろうか。
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