フィテッセに移籍した太田宏介【写真:Getty Images】
今冬にFC東京からオランダ・エールディヴィジのフィテッセへ移籍した日本代表DF太田宏介のデビュー戦が近づいているようだ。
現地メディア『V-BAL』によれば、太田のデビュー戦は現地時間16日にアウェイで行われるカンブール戦になると伝えている。
自身初となる海外クラブでのプレーとなるが、フィテッセ移籍を決断した理由を次のように語っている。
「僕は日本で多くのことを成し遂げてきた。これは次へのステップだ。ヨーロッパで新たな冒険をしてみたいと思ったんだ。フィテッセは僕を必要としてくれた」
フィテッセでプレーする3人目の日本人選手となった太田だが、過去には安田理大 (現名古屋グランパス)、ハーフナー・マイク(現ADOデン・ハーグ)が在籍している。
フィテッセに移籍する際、太田は彼らにアドバイスを求めたようだ。「彼らとはたくさん話しをした。このクラブについて、とても良いことを話してくれたよ」と明かしている。
現在のフィテッセでは、左サイドバックは25歳のケルビン・レールダムがレギュラーを務めている。シーズン開幕後はセンターバックとしてプレーしたり負傷などもあったが、ここまで11試合連続で左サイドバックとしてフル出場を続けている。
新天地では背番号「8」を背負うことになる太田は、このレールダムとポジション争いをすることになりそうだ。
フィテッセは第17節終了時点で勝ち点28の5位に位置しており、ヨーロッパリーグ出場圏内となる4位まで勝ち点2差に迫っている。
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