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サッカーがビデオ判定導入へ。来季からの試験的運用を推進

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカーがビデオ判定導入へ。国際サッカー評議会が検討
サッカー界がビデオ判定導入へ【写真:Getty Images】

 サッカー界についにビデオ判定が導入される日が訪れるようだ。7日、イギリス『ロイター』が報じている。

 国際サッカー評議会(IFAB)は来季から審判の判断を助けるために、疑わしいゴール、ペナルティキック、レッドカードの判定に映像のリプレイを使用することを試験的に導入することを推進するとのこと。

 サッカーにおけるテクノロジーの導入としては、IFABは2012年にゴールラインテクノロジーの導入を許可している。現在はFIFAワールドカップ、イングランド・プレミアリーグ、イタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガらで導入されている。

 一方で、欧州では長年ビデオ判定には否定的な姿勢が貫かれてきており、元欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ氏やUEFA審判部の最高責任者を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏は追加副審制度を支持している。

 これまでの流れを参照すれば、最初にビデオ判定が導入されるとすれば2016年オリンピックもしくは2016年FIFAクラブ・ワールドカップとなるだろう。サッカー界の決断に注目が集まりそうだ。

【了】

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