伊紙、皮肉を込めて本田を酷評
6日のボローニャ戦から一夜明けた7日、地元紙は決定的なチャンスを生かせず後半20分に退いた本田圭佑を酷評した。共同通信社の独占インタビューでクラブの運営に関する言及を続けたことに触れ、プレーで存在感が希薄だったことを皮肉るような文言も目立った。
ただし地元紙の中には、「他の選手より過失が少ない」と評価していたところもあった。以下は各紙の評価及び評点。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 4.5
「20分間のウオーキングののち、プレーのたびにボールをことごとく遅らせる。使えない」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 5
「この日本人はアウトサイドに置くと良さが出ない。ともかく、ミランを去った後の遠い将来のことに想いを馳せるよりは、今をどうするかを考えたほうが良いのではないだろうか」
『トゥットスポルト』 4.5
「足首よりも舌のほうが毒気を帯びているではないか。何度か鋭いプレーを見せてはいたが、たくさんミスを犯した。そしてブーイングの中で交代する」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 5
「言葉には才気(と聡明さ)が宿るが、プレーにはない」
『ラ・レプッブリカ』 6
「激しいブーイングの中で交代を命じられる。だが他の大勢の選手より、過失は少なかった」
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