解任されたラファエル・ベニテス元監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの指揮官を解任されたラファエル・ベニテス氏は別れの挨拶を語ることもなくクラブを去った。6日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
ベニテス氏は4日に開催された会見でジネディーヌ・ジダン監督の就任会見によって、自らが解任されたことを知った。同氏には解任の連絡はなかったのだ。そして、ベニテス氏は別れの挨拶を会見ではなくWEBで行なうことを決断している。
そして、ベニテス氏が挨拶を語ったWEBとは、レアル・マドリー公式サイトではなく自身のサイトだった。同氏は「様々な経験や感情が浮かんできたが、私を育ててくれたレアル・マドリーで監督というポストを任せれたことは名誉だった」と語っている。
「私は後任であるジネディーヌ・ジダン氏、選手、コーチ、ベルナベウで働く全てのスタッフの幸運を願っている。尊敬と愛情を込めて、ありがとうございます。レアル・マドリー」
マドリー出身のベニテス氏にとって「夢」であった冒険はわずか半年で幕を閉じた。
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