バイエルンにも超逸材GKがいた!?【写真:Getty Images】
今季前半戦では16歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマがミランのトップチームで定位置をつかんで話題を呼んだ。しかし、GK大国ドイツからそれを越える逸材が現れるかもしれない。
欧州全土をまたにかける『ユーロスポーツ』のドイツ版は、6日から行われるバイエルン・ミュンヘンのカタールキャンプに15歳のGKクリスティアン・フルシュトゥルが帯同すると報じた。すでに空港でトップチームのメンバーとともにいる姿を目撃されている。
2000年1月28日生まれで、普段はバイエルンU-16の一員としてプレーしているフルシュトゥルだが、すでにユース版UEFAチャンピオンズリーグと言われるUEFAユースリーグでU-19チームデビューを果たしており、年代別のドイツ代表からの招集も受けている。
今回はジョゼップ・グアルディオラ監督が同選手の才能を高く評価してトップチームのキャンプに帯同させたようだ。世界最高の守護神マヌエル・ノイアーや、控えでも経験豊富なスベン・ウルライヒ、トム・シュタルケといった一流のGKたちと練習することで、さらなる成長を促そうとしている。
もちろんトップチームの下には各年代のチームに優れた若手GKが所属しているが、フルシュトゥルは15歳にして身長190cmと堂々たる体格を誇り、その才能の大きさを物語る。
またバイエルンは今回のキャンプにトップチーム昇格を狙う若手選手をフルシュトゥル以外に5人帯同させている。U-23チームから20歳のユリアン・グリーン、19歳のミロシュ・パントビッチ、17歳のニクラス・ドルシュとファビアン・ベンコ、そしてU-19チームから17歳のマルコ・フリードルが抜擢された。
下部組織から次々とワールドクラスの選手が育ってきたが、グアルディオラ監督見出されたフルシュトゥルら6人の若武者たちは明るい未来を掴むことができるだろうか。
【了】