本田圭佑が再びミランを批判【写真:Getty Images】
ACミランの日本代表MF本田圭佑が、再びクラブを批判する発言をしたとして現地で話題になっている。
伊『スポーツメディアセット』など複数メディアは、本田が自身が在籍した2年半を振り返って「クラブが継続性を欠き、それに比例して暗黒期が伸びている」と指摘したと報じた。
これに対し、イタリアのラジオ『ラジオ・スポルティーバ』でミラン専門の記者ピエトロ・マッツァーラ氏がコメントし、「本田はこういったクラブ批判をやめなければ自ら墓穴を掘っているようなもの」と”10番”に厳しい非難を浴びせた。
また同氏は今回の一件で本田が6日のボローニャ戦のスターティングメンバーから外れる可能性が高まったと述べ、クラブから謝罪と発言の撤回を求められるのではないかと推測している。
本田は「ミランは非常に有名で伝統があるクラブで、誰もが偉大な存在に戻れると思っている。だが、今のままではかつての姿を取り戻せないと考えている」とも語ったとされ、これらの発言はイタリアで波紋を広げている。
昨年10月にもミランの組織構造に改革の必要があるとメディアの前で発言したことが話題になったが、再びのクラブ批判は大きな問題になりかねない。シニシャ・ミハイロビッチ監督は5日21時(日本時間)から記者会見を行うが、その中で本田の発言に触れるか注目だ。
(※情報源となったイタリアメディアの記事が誤報だったため、当初の配信より内容を一部変更しております)
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