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星陵、4年連続選手権ベスト4進出。國學院久我山は接戦制し初の準決勝へ

text by 編集部 photo by Toshiro Suzuki/Kaz Photography

星陵、4年連続選手権ベスト4進出。國學院久我山は接戦制し初の準決勝へ
試合後の國學院久我山の選手達【写真:Toshiro Suzuki/Kaz Photography】

 第94回全国高校サッカー選手権の準々決勝が5日に行われ、埼玉スタジアム2002での準決勝進出をかけて8チームが激突した。

 前回大会の覇者、石川県代表の星陵は高知県代表の明徳義塾と対戦。28分に阿部雅志のPKで先制すると、相手の退場で得た数的優位を生かして明徳義塾を圧倒した。最終的には40分に大倉尚勲、54分に阿部がこの日2点目となるゴールを沈めて3-0の快勝を収めている。

 本田圭佑や豊田陽平らを輩出してきた名門・星陵は4年連続となるベスト4入りを決め、昨年に続く連覇を目指して準決勝で福岡県代表の東福岡と対戦する。

 東京A代表の國學院久我山、福岡県代表の東福岡、青森県代表の青森山田はともに1点差の接戦をものにして準決勝進出を決めた。

 群馬県代表の前橋育英と相対した國學院久我山は、きわどいピンチを全員で守りきり、52分に内桶峻がドリブルから見事なミドルシュートを突き刺して先制。終盤にかけて焦りを見せながら猛攻を仕掛ける相手を冷静なゲーム運びでいなし、初のベスト4入りを果たした。

 東福岡は駒沢大高GKの中途半端なプレーを突き、こぼれ球を見逃さなかった橋本和征が決勝点を奪いインターハイ王者の意地を見せた。青森山田は湘南ベルマーレ入団内定のエース神谷優太の華麗なヒールパスを起点に左サイドを崩し、最後は高橋壱晟が今大会4点目となるゴールを奪って富山第一を下した。

 5日に行われた準々決勝4試合の結果は以下の通り。

青森山田 1-0 富山第一
國學院久我山 1-0 前橋育英
駒沢大高 0-1 東福岡
星陵 3-0 明徳義塾

 9日に埼玉スタジアム2002で行われる準決勝の組合せは以下の通り。

第1試合(12:05KO) 星陵vs東福岡
第2試合(14:20KO) 青森山田vs國學院久我山

【了】

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