ピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
冬の移籍が噂されるドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン。アーセナルが移籍金4200万ポンド(約74億円)を用意して引き抜きを狙っていると報じられてきたが、横取りを試みるクラブがあるようだ。
英紙『エクスプレス』など複数メディアは、リバプールがアーセナル以上の金額を提示して獲得を目指していると伝えた。リーグ戦20節を終えてわずか21得点と極度の得点力不足に悩むマージーサイドの名門が絶好調のオーバメヤンを新エースに据えたがっている。
また、同選手にとって恩師の存在も大きいようだ。ドルトムントではユルゲン・クロップ監督の指導によって飛躍のきっかけをつかみ、両者は今でも相思相愛だという。
ブンデスリーガ18試合で17得点と圧倒的なパフォーマンスを披露するガボン代表のスピードスターは、恩師クロップを救うためにアンフィールドへ馳せ参じるか。それともドルトムントに残ってタイトル奪取を目指すか、ロンドンでアーセン・ヴェンゲルの指導を受けるか…これまで以上に去就への注目度が高まっている。
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