ミランへの加入が内定しているMFケヴィン=プリンス・ボアテング【写真:Getty Images】
ACミランへの加入が内定しているMFケヴィン=プリンス・ボアテングに公式戦出場の可能性が浮上した。伊メディア『トゥットメルカート・ウェブ』が3日付で伝えている。
ボアテングは昨年10月からミランの練習に参加しており、12月にはシャルケとの契約を解除していた。また、3年ぶりのミラン復帰に向け冬休み返上で練習場に現れるなど、気合十分な様子も見せている。
その熱意はシニシャ・ミハイロビッチ監督にも届いているようだ。同メディアによると、現地時間3日に行われた練習でボアテングは指揮官の指示で右サイドハーフに入って練習をこなしたという。
このことから同メディアは「ボアテングが2016年最初の試合であるボローニャ戦に出場することは想像に難くない」としている。
なお、2015年の年内最終戦で右サイドハーフに入ったのは日本代表FW本田圭佑だ。つまり、ボアテングに出場の可能性が浮上すれば本田の出場が危ぶまれるのも事実である。
果たして、ミランの“新旧10番”は熾烈なポジション争いを繰り広げることになるのだろうか。
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