様々な言語で指示を送るGKペトル・チェフ(右)【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するチェコ代表GKペトル・チェフは、母国のチェコ語だけではなく、英語やフランス語、スペイン語やドイツ語など5つの言語を話すことができ、それぞれの選手に合わせた言語で指示を送っているようだ。英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
同紙によると、エクトル・ベジェリンやナチョ・モンレアルとはスペイン語で、ロラン・コシエルニーとはフランス語で、ペア・メルテザッカーとはドイツ語で、それぞれの選手に合わせて後方から指示を送っているとのこと。その他の選手に至っては英語を交えてコミュニケーションをとっているようだ。
12月28日に行われたボーンマス戦に2-0で勝利したことで、チェフは元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズ氏の記録を抜き、プレミアリーグ新記録となる170試合のクリーンシート(無失点試合)を達成していた。第19節が終了した時点でアーセナルは首位にたっており、その躍進を支えているのは、多言語を話せるチェフの統率力にあると言えるだろう。
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